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アクセス

近鉄奈良から徒歩15分、春日大社一の鳥居から徒歩約10分

見どころ

施設概要

元興寺(がんごうじ)は、奈良県奈良市にある日本最古の仏教寺院の一つで、飛鳥時代の6世紀に創建された法興寺を起源としています。7世紀後半に現在の奈良市に移転され、以降、元興寺と改称されました。奈良時代には大伽藍を誇り、南都七大寺の一つに数えられましたが、時代の流れとともに一部が残るのみとなりました。それでもなお、歴史的価値の高い建物や文化財を有し、世界遺産「古都奈良の文化財」の一部として登録されています。

主要な特徴と見どころ

極楽坊本堂(国宝):元興寺の本堂は、飛鳥時代の古い建材を一部使用している数少ない現存建物で、国宝に指定されています。屋根の一部には飛鳥時代の瓦が使用されており、歴史の重みを感じられる建築です。

禅室(国宝):元興寺の禅室は、日本で最古の禅堂の一つとされ、こちらも国宝です。古代の仏教の修行場としての雰囲気を色濃く残しています。

重要文化財の仏像群:元興寺には、奈良時代からの貴重な仏像が数多く安置されており、歴史的な価値が高いものばかりです。