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アクセス

近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分。

見どころ

長谷寺の国宝には、壮大な本堂や貴重な銅板法華説相図、法華経安楽行品、蒔絵経箱などがあります。

本堂は懸造りの大建築で、観音信仰の中心的役割を果たしてきました。

これらの宝物は、歴史的・文化的に非常に重要で、長谷寺の深い信仰の歴史と日本の仏教美術を象徴しています。

長谷寺の寺宝(像)には、重要文化財として指定された本尊の十一面観世音菩薩立像をはじめ、雨宝童子立像や難陀龍王立像、地蔵菩薩立像などが含まれています。

これらの像は、歴史的価値が高く、室町時代や鎌倉時代に造立されたものです。各像には細部にわたる彫刻や彩色が施され、日本の仏教美術の魅力を伝えています。

施設概要

長谷寺は奈良県桜井市に位置し、「花の御寺」として四季折々の花が美しく咲くことで有名です。

真言宗豊山派の総本山で、686年に道明上人により創建されました。本堂は国宝に指定されており、長さ199段の登廊(のぼりろう)は重要文化財として参拝者を迎えます。

春には約7,000株の牡丹、秋には紅葉が彩る境内は、訪れる人々に四季の変化を楽しませます。

さらに、観音信仰の中心としても知られ、祈願や写経体験、季節ごとの法要なども行われています。

境内には美しい五重塔や壮大な仁王門があり、長い歴史の中で培われた文化財や建築物が点在しています。

また、33年に一度の秘仏ご開帳や、年中行事としての節分会や花まつりなども行われ、多くの信仰者や観光客で賑わいます。長谷寺は、自然の美しさと深い歴史・文化を感じられる特別な場所として、奈良を代表する寺院のひとつです。